受取利息
受取利息
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お金を貸している場合に受け取る利息を仕訳で処理する場合の方法を解説していきます。
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損益計算書の営業外収益に入ってくる勘定科目です。
会社の財務活動として、
お金を借りたり、お金を貸したりする場合が出てきます。
会社の活動をしていれば、どうしてもお金が足りなかったり、
余剰資金を少し貸し出して儲けたりすることでお金をうまくやりくりし、
財務活動を行うことは企業の活動として当然必ずあります。
お金を貸す側は貸した期間に応じて利息をもらえますよね。
これは別に解説もいらないと思いますが。
その利息について、
自分が債権者で受け取る側なら「受取利息」という収益の勘定で、
自分が債務者で支払う側なら「支払利息」という費用の勘定で処理します。
受け取る側か支払う側の立場で勘定科目名が変わりますが、
利息をどう処理するかという話には変わりは無いです。
利息の計算方法は日割りで行います。
まあ、例題を見た方が早いです。
例題
年利15%で100万円を貸した。90日後に利息と共に現金で返済を受けた。
1年は360日とする。
仕訳
現金を貸した時の仕訳
貸付金 1,000,000/現金 1,000,000
90日後に返済を受けた時の仕訳
現金 1,037,500/貸付金 1,000,000
/受取利息 37,500
年利15%なので、まずは1年で発生する利息を計算します。
1,000,000円×年利15%=150,000円
1年で15万円の利息が発生します。
360日計算で良い、という指示があるので
360日で15万円なら、90日でいくらになるかということです。
150,000×(90日÷360日)=37,500円
利息は90日で37,500円になります。
先に1日あたりの金額を求めると端数が出てしまいます。
すなわち、
150,000÷360日=1日あたりの利息416.66666円
416.66666円×90日=37,499.99999円
このように端数が出てしまいます。
まあ端数の感じから37,500円なのは明白ですが、
ちゃんとした数字が出ないのは気持ち悪いですね。
簿記で計算するときは
「かけわり」という言葉があって、
かけられるものは先にかけて
最後に割るという方法です。
先ほどの計算式でもかけわりをすると、きれいな数字になります。
すなわち、左から順に計算していくと
150,000×90日÷360日=37,500円
きれいな数字になるはずです。
実際に電卓をたたいてみて下さい。
簿記1級の問題でも割り切れない数字というのは出ませんので、
もし金額がめちゃくちゃな金額になった場合は
「計算をミスしている」と思った方が良いです。
例えば、
年利15%で130万円を貸した。76日後に利息と共に現金で返済を受けた。
というような話も実務上は全然あります。
別に割り切れる日数で返済するわけじゃないし、
日割り計算も360日じゃなくて、365日で行うのが常識です。
1,300,000×15%=年利195,000円
195,000円×(76÷365)=40,602.739726
実務上は40,602円なんて数値が出ることもしばしばありますが、
簿記の問題で40,602円なんてよくわからない数値が出ることはありません。
必ず割り切れます。
数値がどうのこうのよりも「受取利息」という勘定を使って
仕訳を処理できるかどうかが本質ですので、
その仕訳をしっかりやっていれば大丈夫です。
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