仮払金と仮受金
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企業の活動をしていると一時だけどうしてもお金を仮に払ったり、仮に受け取ったりする取引が発生します。その概要と処理方法について解説します。
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仮払金と仮受金は、
金銭の収支を伴うもので、
勘定科目または金額が不確定の場合に用いる。
例
従業員が1か月の長期出張に行くというので仮に30万円を出張費として現金で支払った。
仮払金 300,000/現金 300,000
出金を伴うもので、実際に費用の中身はわからないので仮払金にします。
1か月後に社員がかえってきてかかった費用を精算した。現金が10,000円足りなくて自腹で10,000円払ったというので追加で現金を支払った。
旅費交通費 220,000/仮払金 300,000
交際費 80,000/現金 10,000
雑費 10,000
最終的に仮勘定である仮払金はこのように使途を明確にして残高をゼロにします。
あとは関連して未決算勘定というものもあります。
金銭の収支を伴わないで、
勘定科目または金額が不確定の場合に用いる。
仮勘定は財務諸表上に載せてはいけないので注意して下さい。
外部に報告するのに中身がよくわからない科目を載せては報告になってないから仮勘定は外部報告用の資料に記載できないルールになっています。
例題をやって理解を深めて下さい。
設問
1.社員の出張旅費300,000円を現金で仮払した。
2.出張していた社員から800,000円の送金があったが、内容が不明である。
3.社員が帰社し、精算を行い、29,600円の返金を受けた。また800,000円は売掛金の回収であることがわかった。
4.火災で倉庫(取得原価8,000,000円 減価償却累計額3,840,000円)が焼失したが、当社は火災保険をかけているので、直ちに保険会社に保険金を請求した。
5.保険会社より査定の結果、保険金3,500,000円の支払通知を受けた。
解答
1.仮払金 300,000/現金300,000
2.現金800,000/仮受金800,000
3.旅費交通費270,400/仮払金300,000
現金 29,600
前受金800,000/売掛金800,000
4.建物減価償却累計額3,840,000/建物 8,000,000
火災未決算 4,000,000
火災損失 160,000
5.未収金 3,500,000/火災未決算4,000,000
火災損失 500,000
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